お悩み中のお客様へ 編集中(随時加筆しております)
まず初めにデータロガーの仕様を確認してください
・アナログ入力の分解能は何bitですか?
樹液流センサーには熱電堆(サーモパイル)を用いているため、微小電圧(数マイクロボルトレベル)が計測できるものである必要があります。また、センサー1個あたり3チャンネル(温度差データ)+1チャンネル(印加電圧データ)を記録する必要があります。ただし、チャンネルはディファレンシャル入力である必要があります。ロガーのチャンネル数は足りていますか?
本樹液流センサーに使用可能なデータロガーのラインナップをご案内いたします。
・Campbell Scientific社製 Data logger CR-1000(ディファレンシャル8ch) およそ1セットで40万前後
...不動の名機,大抵の場合オーバースペック
・デルタTデバイス社製 DL2e(フルボード搭載時ディファレンシャル60ch) 古ボードだと100万前後
...森林生態学分野でよく用いられています.仕様はここ数年ほとんど変更がありません。一世代昔のデータロガーといった感じです.ソフトウェア上でのチャンネルの設定が少し煩わしいです。
オススメ
・Graphtech社製 GL820(デフォルト20ch,最大200ch,17万), GL220(10ch固定,10万)
...操作が極めて簡単で低コストですが電力消費量が大きく場所を選びます。データはUSBメモリに流し込めるためデータ回収がとても楽です.ご予算が少ない場合にお勧めいたします.チャンネルの分解能は上の2社のものと比較すると落ちます。
オススメ
・HIOKI社製 メモリハイロガーLRシリーズ(10ch, 30ch, 60ch, 11万~) ...上記GLシリーズとほぼ同じです。
・KOITO社製 MESシリーズ(16ch, 48万) ...こちらも一世代昔のデータロガーです。一言、重い。組込みしにくいですし。
樹液流センサーには熱電堆(サーモパイル)を用いているため、微小電圧(数マイクロボルトレベル)が計測できるものである必要があります。また、センサー1個あたり3チャンネル(温度差データ)+1チャンネル(印加電圧データ)を記録する必要があります。ただし、チャンネルはディファレンシャル入力である必要があります。ロガーのチャンネル数は足りていますか?
本樹液流センサーに使用可能なデータロガーのラインナップをご案内いたします。
・Campbell Scientific社製 Data logger CR-1000(ディファレンシャル8ch) およそ1セットで40万前後
...不動の名機,大抵の場合オーバースペック
・デルタTデバイス社製 DL2e(フルボード搭載時ディファレンシャル60ch) 古ボードだと100万前後
...森林生態学分野でよく用いられています.仕様はここ数年ほとんど変更がありません。一世代昔のデータロガーといった感じです.ソフトウェア上でのチャンネルの設定が少し煩わしいです。
オススメ
・Graphtech社製 GL820(デフォルト20ch,最大200ch,17万), GL220(10ch固定,10万)
...操作が極めて簡単で低コストですが電力消費量が大きく場所を選びます。データはUSBメモリに流し込めるためデータ回収がとても楽です.ご予算が少ない場合にお勧めいたします.チャンネルの分解能は上の2社のものと比較すると落ちます。
オススメ
・HIOKI社製 メモリハイロガーLRシリーズ(10ch, 30ch, 60ch, 11万~) ...上記GLシリーズとほぼ同じです。
・KOITO社製 MESシリーズ(16ch, 48万) ...こちらも一世代昔のデータロガーです。一言、重い。組込みしにくいですし。
①データロガーを既にお持ちのお客様
茎熱収支式樹液流センサーの購入個数は必然的にお持ちのデータロガーのチャンネル数により決まります。設定等弊社でご相談に乗ります。システムボックスへの組み込み作業をお引き受けいたします。その場合は弊社にお持ちのデータロガーをお送りいただき、お預かりしたロガーの設定まで必要な作業のすべてをお引き受けいたします。ただし、現地における設置作業は別対応となります。
②データロガーをまだお持ちでないお客様
ご予算を最も圧迫するのがこのデータロガー関連品です。商用電源もしくは十分な発電量の太陽光発電等を利用可能な場合は迷わずGraphtech社製もしくはHIOKI社製のハイエンドロガーをお選びください。
③ロガーいらずの無線化されたシステムをご要望のお客様
現在、Softbank社製e-kakashiおよびイーラボエクスペリエンス社製フィールドサーバーにつないでN-Sapセンサーをお使いいただけるよう開発を進めております。本年中にどちらかロールアウトすると思います。
設置する枝・茎の平均直径を計測してください
茎熱収支式樹液流センサーは直径10㎜の枝や茎で最も高いパフォーマンスを示すといわれています。8㎜以下の枝・茎では樹液流量を過剰に算出しますし、枝・茎が20㎜を超えるとタイムレスポンスが悪くなります。弊社ではお客様がお測りになる供試植物のサイズに合わせてカスタムメイドし、高い精度が得られるように熱電対の間隔等を微調整致します。ただし、樹液流センサー内部の薄膜ヒーターには十分な長さを持たせますので直径の対応サイズは基準直径±1.5㎜程度となります。
データロガーとセンサーと安定化電源だけそろえても樹液流計測ははじめられません。計測環境に合わせたシステムアップが必要です。電源設計を含め、豊富な計測実績をもとに最適なシステムを組み上げますので、不慣れな方やお急ぎの方はどうぞご相談ください。
組込み事例
交通費(実費)+宿泊費(実費)+日当(15,000円)でお引き受けいたします。
全国どこへでも(必要に応じて車で)、海外でもお引き受けいたします。
日数が3日以上の場合は日当10,000円とさせていただきます。
全国どこへでも(必要に応じて車で)、海外でもお引き受けいたします。
日数が3日以上の場合は日当10,000円とさせていただきます。